銀座で芸術を学ぶ
Ginza
「銀座」という地名の由来をご存じでしょうか?
徳川家康が、江戸入城にあたり、駿府(今の静岡市付近)にあった銀貨の鋳造所を今の銀座二丁目に移しました。その鋳造所を「銀座役所」と名付け、そこから「銀座」という地名が定着したそうです。
「銀座役所」は貨幣を中心に取り扱う重要な組織であったため、そこで働く役人も羽振りが良く、呉服店などを中心に商業的な施設が集中しました。
さらに、武家を相手にした刀の鞘(さや)や調度品、書画骨董を扱う店が多く存在し、幕府の役人や大名たち、豪商たちの間では書画骨董(書道と絵画と古美術の総称)の取引が盛んに行われていました。それが現在の日本が画廊やギャラリーの原点であり、デパートにもギャラリースペースが欠かせないものとなった所以でもあります。
このように銀座は美術・芸術と共に栄え、国内外を問わず全世界から美術品と芸術家が集い、それを求める富裕層と共に発展してきたと言えます。
日本の商業・芸術・情報の中心とも言える銀座の地で、芸術の最高峰と言われる「オペラ」を中心に、「バレエ」「絵画」そして背景となる歴史を、皆様と共に学んでまいります。更には、実際の舞台を鑑賞するなどの機会も企画して参ります。「銀座アート塾」にぜひご期待ください!